チェンバロ奏者 八百板正己 のホームページ
| チェンバロ日誌(2005年5月) |
| チェンバロ日誌 |
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5月2日(月) コンクールから帰ってきて以来、ほとんどチェンバロを弾く時間がありません!! 6月の一連の演奏会の内容をコンクールの結果次第で変えられるように保留していたので、 選曲、チラシ作成、チケット作成、プレイガイドへの依頼に追われています。 今回のチラシは思い切ってチェンバロの前に座って微笑む私の写真を大きく配置したことと、 同じ内容を5会場で演奏するために掲載する情報量が増えて両面印刷にしたことで、 印刷時間がいつもの4倍もかかってしまいます。 今これを書いている間にも隣でプリンタがせっせとチラシを印刷していますが、 そろそろ新潟市内のプレイガイドに向けて出発しないといけないのに印刷が遅い!! 早くしてくれー!!! お客様へのダイレクトメール250通もすぐに発送しなければいけません。 というわけでコンクール出場レポートの掲載はもう少しお待ちください。 これらを連休中に済ませたら、怒涛のごとく練習に突入です。 |
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5月7日(土) ようやく演奏会のダイレクトメール(数えなおしてみたら321通でした)の宛名書きが終わりました! 演奏会にぜひともお越しいただきたい気持ちをお伝えしようと、 せめて宛名だけでも自筆でと思って続けています。 「そんなことをしている時間にもっと練習すれば?」との声も聞こえてきますが、 私自身ワープロで宛名が印刷されたダイレクトメールの内容は真面目に読まないことが多いですので、 状況が許す限り続けていきたいものです。 |
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5月13日(金) 「所有楽器」のページで2台目の楽器が7種類の音色を持つと書いていましたが、 8つ目の音色を発見しました! 上鍵盤の8'にバフストップを加えたところに下鍵盤の4'を重ねるのです。 およそ通常のイメージでのチェンバロらしくない、夢の中のような神秘的な音がします! 実は発見というのは少々大袈裟で、 この方法でこうした音が出ることは前から分かっていたのですが、 なぜか誰も使ったのを見たことがないしCDでも聴いたことがなかったので、 てっきり「この音色は演奏に使うものではないのだ」と早合点していたのです。 ところが、コンクール対策にいろいろ買った最近のCDの中に、 この音色を積極的に使っているものが複数の演奏家でみられたのです。 確かにフランス様式の楽器でフランス音楽を弾くのにこの音色はそぐわないかと思いますが、 中期バロックのドイツ音楽のある部分で素晴らしい効果を上げていました。 20世紀後半のチェンバロ復興がフランス様式のチェンバロを先頭に行なわれたことが尾を引いて、 世界中のチェンバロ奏者が楽器の持つ可能性を自ら封印していたのだとすれば実にもったいないことです。 6月の凱旋公演ではブクステフーデの曲で早速この音色を使うことにしました。 |
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5月24日(火) 7月に長岡の雪国植物園でヴァージナルの演奏をすることが決まりました。 毎月一回そこで行なわれている「満月の夜のコンサート」に一昨日知人が出演するので聴きに行ったのですが、 その場で7月の出演の話がまとまってしまったのです。 主催する「エコファーム新潟」の本拠地は長岡の東山にあったのですが、 昨秋の地震で壊滅したので下界に避難しているのです。 まだ山の上にあった頃に2回出演して2段チェンバロを弾いていますが、 このコンサートは常連さんが結構多いので今回は目先を変えてヴァージナルを持っていくことにしました。 ソプラノの共演もお願いしてダウランドのリュート歌曲もやります。 リュート伴奏の楽譜をそっくりそのままヴァージナルで弾いてもとてもマッチするのです。 |
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5月25日(水) 6月の凱旋公演の曲目を一部差し替えることにしました。 ブクステフーデを1曲減らし、 そのかわりフローベルガーを2曲追加です。 これによってバッハに与えたドイツ音楽の伝統がより深く感じられるようになるとともに、 演奏会全体として4曲のトッカータを聴き比べることができます。 直前になってそんな変更をして大丈夫なのかという声が聞こえてきそうですが、 大丈夫です。前から練習してあります。 また6月19日の見附チェンバロスタジオの公演では、 私の仕事場という会場の利点を活かして2台のチェンバロを弾き分けることにしました。 |
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5月29日(日) 27日、28日と大阪でチェンバロのマスタークラス (master class = 一流の音楽家が指導する上級音楽セミナー)に行ってきました。 講師はパリの国立高等音楽院大学院の教授フランソワーズ・マルマン女史です。 どうして演奏会直前のこの時期にはるばる大阪まで出かけたのかというと、 特にこのマスタークラスのテーマが同大学院で教えている教授法でテクニックの問題を扱うとのことだったからです。 収穫は「ものすごくものすごく」大きかったです! いまだにコンクールのレポートに手がつけられないのに、 このマスタークラスのレポートを先に書きたいくらいです。 |
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