チェンバロ奏者 八百板正己 のホームページ

チェンバロ日誌(2007年12月)

チェンバロ日誌
12月2日(日)
 16日に向けてヴィヴァルディの「四季」全曲の通奏低音を練習しています。 この曲はソネット(イタリア起源の詩の形式、別名十四行詩)に合わせて作られた標題音楽です。 チェンバロは通奏低音の一員として、 低音を主にチェロと一緒に奏する以外は全部演奏者任せの即興演奏ですから、 詩をよく理解してインスピレーションを得ることが必要です。 確か子供の頃に買った某出版社のミニチュアスコアに日本語訳が載っていたと思い出し、 楽譜に写し始めましたが、 訳がけっこう違う(良く言えば大胆な意訳。難解なところはもしかして適当に省略した?) のが私の貧弱なイタリア語の語彙でも分かります。 「まったく当てにならないなあ・・・」とぼやきながらせっせと辞書を引いていますが、 何といっても昔の詩ですから、 付け焼刃のイタリア語の知識ではなかなか完全には理解できません。 それでも、日本語の詩として読みやすく意訳される過程で失われてしまった言葉本来の意味や、 イタリア語らしい表現(形容詞を惜しげもなく最上級で使うなど)を確認することで、 具体的なイメージが湧いてきます。
12月23日(日)
 今年の演奏会が全部終わりました。 全部で42件。 「過去の演奏」を読み返してみると、 「あれ、これも今年のことだった?」と春の演奏会などはずいぶん前のことのように思えます。 今年も一年がとても充実していた証でしょうか。 一つ一つの演奏会がどれも思い出でいっぱいです。


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