チェンバロ奏者 八百板正己 のホームページ

チェンバロ日誌(2008年9月)

チェンバロ日誌
9月12日(金)
 スタジオの前にタヌキが出ました! 長岡での教室を終えて夜の9時過ぎにスタジオに戻ってきたら、 車のライトに驚いて逃げる太りすぎた2匹の猫。 それにしても太りすぎているし動作が鈍いし、 逃げながら立ち止まり立ち止まりしながらこっちを伺う動作に「もしやタヌキ?」 顔を見るとまちがいなくタヌキでした。 見附市本町4丁目は「町」だと思っていましたが、 いるんですねー、タヌキが! 裏の山から下りてきたのでしょう。 栃尾の借家を引き払って町に出てきて4年余り、 自然が恋しくなっていた私にとって、 今日はタヌキに会えてとても幸せでした。
9月16日(火)
 ただ今リコーダーの猛練習中! 21日のチェンバロ教室発表会でリコーダーを吹くことにしてしまったのです。 それもバッハのフルートソナタ・ロ短調の第1楽章をト短調に移調したもの。 ものすごく大変です! もう25年もまともに練習していないリコーダーの感覚はすっかりなくなっていて、 昨日(まで放置していたのが悪いのですが)練習を始めたときには 「こんなに下手になっているとは!」と愕然としました。 が、子供の頃とはいえ新潟県リコーダー連盟主催のコンクールでたびたび金賞を取った過去を信じて、 チェンバロの練習はほとんど棚上げにしての猛練習によって、 すごい勢いで感覚が戻りつつあります。 久しぶりに単旋律の楽器に取り組むのもいいものですね。 鍵盤楽器と違って音を膨らませたり自由にできて、 旋律を歌うとはこういうことだったな、と再確認しています。 バッハのこの曲はチェンバロが大活躍で、 21日は私はあくまでチェンバロを弾く生徒さんの引き立て役ですが、 聴いてみたい方はどうぞ入場無料ですのでおいで下さい。 ああ、練習が間に合わなかったらどうしよう。
9月24日(水)
 ちょっと遅くなりましたが発表会の報告を。 私のリコーダーは大丈夫でした! というか、リコーダーで出演したどの生徒さんよりも良かったりして。 まあ音楽を職業にしているわけですから、 呼吸と指と舌のコントロールがある水準に達しさえすれば、 音楽そのものを表現する能力では生徒さんたちに負けてはいられませんね。
 生徒さんたち20名弱の演奏はどれも期待以上でした。 お客様も50名近くおいでくださり、 出演者の家族友人でない一般の方もかなりいらっしゃったようで、 これが一つのコンサートとして認められつつあるのかと思うと 「チェンバロ教室もここまで来たのか」と嬉しくなります。
 終演後、出演者に少し残ってもらって「一言反省会」をしました。 今までの経験から「一言感想をどうぞ」と向けると、 ほとんどの人が自分の演奏の悪かったことしか言いませんでしたので、 今回からは趣向を変えました。 一人一人について、まず私が一番すばらしかったところを言って、 本人にも「今日演奏したことで一番幸せに思ったことを言って下さい。」と向けます。 全員の幸せの表明が終わる頃には、 その場全体がお互いの幸せを共有して、 本当にいい雰囲気で解散となりました。


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