チェンバロ奏者 八百板正己 のホームページ

チェンバロ日誌(2011年5月)

チェンバロ日誌
5月6日(金)
 満開の桜をバックにフルートと一緒に演奏してきました。 この時期に満開の桜? そうです。旧栃尾市の最果ての地、杜々の森(とどのもり)は、 全国名水百選の湧水で知られる自然豊かなところで、 今年はまだまだ雪がたくさん残っていて、桜はちょうど満開でした。 私たちはレストラン併設の展示ホールで演奏し、 バックのガラス越しに外の遊歩道に植えられた桜が残雪に映える新緑の木々とともに望めるのでした。 5月3日といえば連休初日、 前後の休みをつなげて9連休にした人なら連休真っ只中ですが、 そんな大切な休みの日にわざわざフルートとチェンバロを聴きに遠方からたくさんの方がおいでくださって嬉しかったです。
 さて、5月3日の報告がなぜ今になったのかというと、 実は演奏が終わった日の夜から強烈な風邪でダウンしていたのでした。 していた、というより今もまだダウンしていて、 でもいつまでも寝ていられないので無理やり見附のスタジオに来て、 諸々の作業の合間にこれを書いているのですが。 あさって8日には東京から大指揮者の樋本英一氏を招いての指揮法塾を受講するのです。 大指揮者の個人指導ですから45分で1万5000円の受講料は安いと言わなくてはいけませんが、 年に3回の貴重な機会を勉強不足で臨むわけにいきませんので、 ここ数日のブランクを取り戻すべく、 今夜はスタジオで徹夜で勉強です。 指揮の練習くらい家でもできませんかって? 家にはかわいい2歳の娘がいて、 ブランコと滑り台の絵をひたすら20回も描かされたり、 うさこちゃん(Miffyの日本名。ついでに言うとMiffyは原書のオランダ語を英訳したときの名前で、 元のオランダ語名を直訳すると「ふわふわうさちゃん」だそうです)の絵本をかわるがわる20回も読まされたり、 とても勉強どころではありません。
5月20日(金)
 長岡のギャラリーmu・anでの新企画が始まりました。 一年間かけてバッハのゴルトベルク変奏曲を少しずつ解きほぐしてじっくり楽しみます。 今日(じゃなくて夜中を過ぎたからもう昨日)はその初回でしたが、 遠く上越や村上や新発田からもお客様がおいでくだって嬉しい限りです! 今回からは夜の時間に移したので、 遠くからのお客様の最終電車の時間があるために、 のんびりトークをしていて時間超過するわけにいきません。 終わってから「今日の八百板さんはずいぶん早口でしたね」と言われてしまいました。 夜の8時半に終演して、 時間のある方には残っていただいて音楽談義に花が咲き、 楽器を車に積み終えて会場を後にしたのは10時半でした。 スタジオに着いて楽器を降ろし、 3日後のレクチャーコンサートのための練習に突入してそのまま徹夜して、 さすがにご近所の迷惑にならないように4曲練習したところで午前3時で練習は一時中断。 諸々の雑用を済ませて今午前4時半ですが気分転換にこれを書いています。 これから夜食を買いに出て、 明るくなったら残る2曲の練習をしてから家に戻ってシャワーを浴びます。


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