栃尾市まちづくり推進協議会
栃尾のまちなみの特色のひとつである
「雁木」の保存に向けての啓蒙、PR活動をしています。
雁木(がんぎ)とは?
雁木は豪雪地帯特有のもので、
雁(ガン)が重なって飛んでいる形に似ていることから
その名がついたといわれています。
雁木造りの住居が並んでいる町屋を雁木通りといいます。
雁木造りの形式は
「造り込み式雁木造り」と「落とし式雁木づくり」の
二つに分けることができます。
造り込み式雁木造り
母屋の二階部分を突き出して
天井とし柱で支えたもの
落とし式雁木造り
母屋の外側に一階と同じ高さの屋根をつけ
柱で支えたもの
(※市内の多くはこの造りです。)
雁木は通路として使われるだけでなく、
日差しよけや雨よけ、
はしごや竹ざおの収納などに利用されています。
また雨や雪の日でも「よったかり」のできる場所です。
雁木はより快適な生活を送るための雪国の人々の知恵なのです。
(『広報とちお』H6年2月号より抜粋)
雁木が車庫入り口として、改築、新築のときに取り壊されるケースが多いのが現状です。このため、雁木の良さを見直す活動を展開中。
(良さ:屋根付歩道の役割、隣近所のコミュニケーションの場、歴史的価値など)
模型を作成して雁木の仕組みを研究する
モデル雁木を作成し木造りの雁木の良さを体験してもらう
(特設雁木でミニコンサート)
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