チェンバロ奏者 八百板正己 のホームページ

2001年の演奏

ファンタジアの世界


紹介

 16〜18世紀の200年以上ものあいだ最も重要な楽器の一つとして栄えたチェンバロのためには実にさまざまな種類の音楽が作られました。 時代の要請や流行に応えるようにして新しいジャンルが生まれては古いものが廃れていく流れの中で、 スタイルを変えながらも一貫して作られ続けたのが「ファンタジア」です。 「想像、幻想」を意味するその名のとおり、作曲家の想像力を駆使して作られたこのジャンルは実に多彩です。

 このたびはこの多彩なファンタジアの世界を、初期のチェンバロ音楽にはヴァージナル(古い形のチェンバロの一種)を、 後期の音楽には2段チェンバロを使い分けてお楽しみいただきます。 特に、このたび演奏に使うフランドル様式のヴァージナルは数あるチェンバロの仲間の中でも大変珍しく、 日本中でも何十台もあるものではないと言われます。 独特の柔らかな音色は、日本ではまだ馴染みの薄い初期のチェンバロ音楽の魅力を現代に蘇らせてくれることでしょう。


プログラム

ヘンデル(Georg Friedrich Haendel 1685−1759):
ファンタジア ハ長調

テレマン(Georg Phlipp Telemann 1681−1767):
ファンタジア ハ長調

フローベルガー(Johann Jacob Froberger 1616−1667):
ファンタジア 第2番(FbWV202)
ファンタジア 第5番(FbWV205)

(以上、2段チェンバロ)


ギボンズ(Orland Gibbons 1583−1625):
ファンタジア(MB14)

ダウランド(John Dowland 1563−1626):
失われし望みのファンシー

ブル(John Bull 1563−1628):
ファンタジア(MB12)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 休憩 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

バード(William Byrd 1543−1628):
ファンタジア(MB26)
プレリュードとファンタジア(MB12、MB13)

(以上、ヴァージナル)


バッハ(Johann Sebastian Bach 1685−1750):
ファンタジアとフーガ イ短調(BWV904)
半音階的ファンタジアとフーガ ニ短調(BWV903)

(以上、2段チェンバロ)


<アンコール>
バード(William Byrd 1543−1628):
ファンタジア(MB27)

(ヴァージナル)



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