チェンバロ奏者 八百板正己 のホームページ

2001年の演奏

チェンバロ名曲探訪 vol.1
バッハとフィッシャー


紹介

バッハはバロック最大の作曲家としてその名を知らぬ人はいない超有名人ですが、 非常に多くの作品を残しながらそのどれもが傑作であるのは実に驚くべきことです。 一回の演奏会で紹介できるのはそのうちのごく一部に限られてしまいますが、 当シリーズの幕開けにふさわしい作曲家と言えるでしょう。

一方のフィッシャーは現在では名前すら殆ど知られておらず、 演奏会やCDで取り上げられる機会もごく希です。 しかし対位法音楽では20歳後輩のバッハに大きな影響を与え、 またバッハと同じドイツの音楽家でありながら、 仕えた宮廷のフランス趣味を強く反映して優雅で洒落た組曲を多く残しました。 これほどの美しい曲が今まで注目されなかったのは実に不思議なことで、 この機会にぜひお聴きいただきたい作曲家です。

<チェンバロ名曲探訪シリーズについて>
16〜18世紀にわたる長い間最も重要な楽器の一つとして活躍したチェンバロには、 当時の第一級の音楽家たちによる膨大な曲が残されています。 今でも古い図書館等から知られざる曲の発見が続いている状況で、 全部で何千曲あるのかその全貌もよく分からないほどです。 それらの中から素晴らしい名曲を選りすぐり、 よく聴かれる有名な曲と同時に殆ど知られていない(場合によると日本初演かもしれない) 隠れた名曲も積極的に紹介します。


プログラム

J.C.F.フィッシャー(Johann Caspar Ferdinand Fischer、1665−1746 ドイツ):
組曲「エウテルペ(抒情詩の女神)」(「音楽のパルナス山」より)
前奏曲 〜 アルマンド 〜 イギリスのエア
〜 ブーレ 〜 メヌエット 〜 シャコンヌ

J.C.F.フィッシャー:
前奏曲とフーガ ホ長調(「アリアドネ・ムジカ」より)

J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach、1685−1750 ドイツ):
前奏曲とフーガ ホ長調 BWV878(「平均律クラヴィーア曲集 第2巻」より)
前奏曲とフーガ 変ロ短調 BWV891(同上)

J.C.F.フィッシャー:
組曲 第5番 ホ短調(「音楽の花束」より)
前奏曲 〜 アリアと変奏

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 休憩 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

J.C.F.フィッシャー:
組曲「カリオペ(叙事詩の女神)」(「音楽のパルナス山」より)
序曲 〜 イギリスのバレ 〜 ジーグ
〜 ブーレ 〜 メヌエット I,II

J.S.バッハ:
フランス風序曲 ロ短調 BWV831
序曲 〜 クーラント 〜 ガヴォット I,II
〜 パスピエ I,II 〜 サラバンド
〜 ブーレ I,II 〜 ジーグ 〜 エコー

<アンコール>
J.S.バッハ:
シンフォニア 第13番 イ短調 BWV799


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