チェンバロ奏者 八百板正己 のホームページ

2002年の演奏

チェンバロ名曲探訪 vol.2
クープランとバッハ


紹介

チェンバロのための作品を何百曲も残した音楽家は何人か知られていますが、 このたびはその中からフランスを代表するフランソワ・クープランと、 ドイツを代表するヨハン・セバスティアン・バッハを紹介します。 2人とも何世紀にもわたる音楽家の家系に生まれましたが、 その中でも抜きんでているために「大クープラン」「大バッハ」などとも呼ばれます。

バロック時代は国によって音楽のスタイルが大きく異なっていました。 ヴェルサイユ宮殿の洗練された宮廷文化を反映したクープランの作品は、 特に自然の事物や人の性格などを描写した標題音楽が特徴です。 一方のバッハはドイツ人気質を色濃く反映して堂々とした構成を特徴とします。

ほぼ同時代に生きた2人の対照的な作品をとおして、 チェンバロ音楽の幅広さを感じていただけたらと思います。

<チェンバロ名曲探訪シリーズについて>
16〜18世紀にわたる長い間最も重要な楽器の一つとして活躍したチェンバロには、 当時の第一級の音楽家たちによる膨大な曲が残されています。 今でも古い図書館等から知られざる曲の発見が続いている状況で、 全部で何千曲あるのかその全貌もよく分からないほどです。 それらの中から素晴らしい名曲を選りすぐり、 よく聴かれる有名な曲と同時に殆ど知られていない(場合によると日本初演かもしれない) 隠れた名曲も積極的に紹介します。


プログラム

F.クープラン(Francois Couperin 1668−1733 フランス):
修道女モニク

若い時代
生まれ出るミューズ
幼年期
青春期
こよなき喜び

恋の夜鳴きうぐいす
シテール島のカリヨン

交差するメヌエット
手品

偉大にして古き吟遊詩人組合の年代記
第1幕:お偉方と吟遊詩人組合員(行進曲)
第2幕:ヴィエール弾きと乞食
第3幕:熊と猿を連れた旅楽士と軽業師と大道芸人
第4幕:傷痍軍人、別名 偉大な吟遊詩人組合お抱えの身体不自由の人たち
第5幕:酔っ払いと熊と猿が引き起こした、一味の混乱と敗走

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 休憩 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685−1750 ドイツ):
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
(無題)
アンダンテ
プレスト

イギリス組曲 第3番 ト短調 BWV808
前奏曲
アルマンド
クーラント
サラバンド
ガヴォット I,II
ジーグ

<アンコール>
J.S.バッハ:
組曲 ヘ短調 BWV823より、サラバンド


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