チェンバロ奏者 八百板正己 のホームページ

2002年の演奏

チェンバロ名曲探訪 vol.4
思索と憂いの旋律


紹介

暮れゆく秋の昼下がり、美しくも哀しいチェンバロの調べを聴きにいらっしゃいませんか?

このたび取り上げるドイツ・バロックの作曲家たちは、バッハを除けば「カノン」で有名な パッヘルベル以外は名前すらほとんど知られていない地味な存在ですが、実は知る人ぞ知る 美しいチェンバロ曲の宝庫です。
この季節にふさわしい隠れた名曲の数々は、ことさらに技巧を誇示することなくチェンバロの 美しさを存分に引き出し、聴く人の心を静かな物思いの世界にいざなってくれることでしょう。

<チェンバロ名曲探訪シリーズについて>
16〜18世紀にわたる長い間最も重要な楽器の一つとして活躍したチェンバロには、 当時の第一級の音楽家たちによる膨大な曲が残されています。 今でも古い図書館等から知られざる曲の発見が続いている状況で、 全部で何千曲あるのかその全貌もよく分からないほどです。 それらの中から素晴らしい名曲を選りすぐり、 よく聴かれる有名な曲と同時に殆ど知られていない隠れた名曲も積極的に紹介します。


使用楽器:久保田彰製作フレミッシュ2段チェンバロ

プログラム

パッヘルベル(Johann Pachelbel 1653−1706):
アリア 第5番(「アポロの六弦琴」より)

ケルル(Johann Kaspar Kerll 1627−1693 ドイツ):
カンツォーナ 第2番 ト短調

バッハ(Johann Sebastian Bach 1685−1750):
カンツォーナ ニ短調 BWV588

ブクステフーデ(Dietrich Buxtehude 1637−1707 ドイツ):
カンツォーナ ニ短調 BuxWV168

フローベルガー(Johann Jacob Froberger 1616−1667 ドイツ):
組曲 ニ長調 FbWV620
(来たるべき我が死に寄せる瞑想 〜 ジーグ 〜 クーラント 〜 サラバンド)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 休憩 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

フィッシャー(Johann Caspar Ferdinand Fischer 1665−1746 ドイツ):
組曲「エラト(独唱歌の女神)」(「音楽のパルナス山」より)
(前奏曲 〜 アルマンド 〜 シャコンヌ 〜 ガヴォット 〜 ジーグ)

バッハ(Johann Sebastian Bach 1685−1750 ドイツ):
フランス組曲 第2番 ハ短調 BWV813
(アルマンド 〜 クーラント 〜 サラバンド 〜 エア 〜 メヌエット 〜 ジーグ)

ベーム(Georg Boehm 1661−1733 ドイツ):
組曲 ヘ短調
(アルマンド 〜 クーラント 〜 サラバンド 〜 シャコンヌ)

<アンコール>
ヘンデル(George Frideric Handel 1685−1759):
組曲 ニ短調より、サラバンド


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